第二種電気工事士になる 6 筆記試験当日

 試験当日に必要なものは受験票に書かれていました。マークシート式なので鉛筆と消しゴムは必須です。ちょっと困ったのが時計でした。普段AppleWatchを使っているせいでかつて使っていた腕時計は全部電池切れで止まっていました。このために電池交換するのも面倒だし、と思ってダイソーに行ったら、ただ時刻を表示するだけの100円の置き時計がありました。アラームも鳴らない単機能ゆえに試験用に最適でした。実技試験も終わって用済みですが今でも元気に動いていて健気です。

ダイソーのシンプルすぎるクロック

 席は指定されていて、答案用紙にも予め受験番号や名前などが印字されていましたが、手書きで自分の名前を漢字で記入することになっていました(印字されているのはカナ)。替え玉対策かもしれませんが本当の理由はわかりません。

 受験会場によって事情は異なるかもしれませんが、私が指定された会場の受験者数はかなり多かったです。そこで注意しなければならないのがトイレ。受付のための行列かと思いきやトイレのための長い行列でした。試験開始直前に会場入りすると、用を足せないまま試験に挑まなければならない、といったおそれもあります。

 試験問題はかなりの大判の紙に印刷されており、見開き状態では机からはみ出してしまうためいちいち折りたたむ必要がある上に新聞のようにただ重ね折りされているだけなので、順番がばらばらになってしまいがちでした。複線図を描くための余白をとってくれているのだと思いますが、さすがに大きすぎではと内心失笑。とはいえ、試験時間が長いので時間が足りなくなるということはありませんでした。終了時刻まで見直そうと思いましたが、3回くらい見直せたし、多くの受験者に混じって退室するのも大変そうだったので、途中で切り上げることにしました。

大判すぎる試験問題(iPhoneSE2と比較)

 受験会場を出ると、すぐに予備校かなにかの案内パンフレットを配布している業者さんがいました。パンフレットには、当日夕方にホームページで回答をアップすると謳われていました。「早いなー」と感心しましたが、道すがら検索したところ、CQ出版社が当日午後1時にはアップしていました。早い。

 10年間の過去問題で出題されなかった問題は1問だけでした。逆に言えば、過去問題さえマスターしておけば、問題なく合格できるということですね。

Bergamot

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